対称性緊張性頸反射とADHD注意欠如・不安障害・PTSDの関係
こんにちは 男鹿鷹です。
ブルブルマシーンを急激にやりすぎたためか
太ももに筋肉痛がでてきました。
それなので、立位での使用は一時止めて、
仰向けに寝て、ふくらはぎを重点にブルブルしています。
かなり気持ちいいです。
やはり、急激にやらないで
徐々に行うことが良いようですね。
では、本題に入ります。
本シリーズのテーマは、
原始反射と発達障害、精神疾患、脳との関係です。
今日は、その9日目(最終回)として、
対称性緊張性頸反射を取り上げます。
長かったですねー。
このシリーズの最後なので、お付き合いください。
対称性緊張性頸反射は、
発達障害のADHD注意欠如
精神疾患の不安障害とPTSD
脳の青斑核と関連しています。
対称性緊張性頸反射は、
赤ちゃんのハイハイに関連した反射のようです。
対称性緊張性頸反射が残存していると、目と手足の協調運動に
支障がでるようです。
非対称性緊張性頸反射は、
臨床では、一番多いように感じています。
精神疾患の不安障害とも関連していますので、納得です。
まず、原始反射とは
原始反射
- 胎児が生き残り、成長するために子宮内で現れる「反射的(自動的)な動き」です。
- 脳幹によってコントロールされています。
- 出生するプロセスに必要で赤ん坊の初期の発達に重要です。
- 一つの反射が出現→発達→統合(卒業)してまた次に必要な反射が出現する、といったようにドミノ倒しのように順番に、連続的に現れます。
- 臨界期の子どもが、生き残るために大切な役割を果たします。
※臨界期とは、生後初期のある期間で、神経が集中的に作られたり、回路の組み換えが盛んに行われたりする、特に感性豊かな時期です。- 反射を統合(卒業)して中枢神経系が発達すると、より高次の脳(大脳)によって、その働きは抑制されていきます。
- 反射を保持したままでいること自体は、病気でも症状でもありませんが、
それによって、本人が生きづらさやお困り感を持っている場合、その統合を扱うことは、全く新しい解決になります。
対称性緊張性頸反射とは
Symmetrical Tonic Neck Reflex(STNR) STNRは、生後8〜11ヶ月の発達過程で見られる反射です。「はいはい」への踏み台となる重要な反射です。(脊髄ガラント反射もこのカテゴリーに入ります。) STNRを保持していると、手と目の協調に問題が出たり、猿のような歩き方になったり(肩を丸めて、前かがみになる)、背中の筋肉の緊張度をさげたりして、机に座るときには突っ伏したり、すぐに頬杖をついたりする様子が見られます。 対称性緊張性反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。
- 赤ちゃんのはいはい時期が通常より遅れる
- 手と目の協調の困難
- 猿のような歩き方
- 筋緊張が低い(特に背筋)ために、机ででの姿勢が悪かったり、机に倒れこむ
- 手元から黒板のように遠くに視点を動かす動作で目が疲れやすい
- 黒板の文字を写すのに時間がかかったり、情報の見落としが多い
一般社団法人 ここ・からだ 引用
以上の様に、
対称性緊張性頸反射の特徴が様々あります。
この対称性緊張性頸反射を統合することで、
不安障害やPTSDが改善します。
青斑核は、ノルアドレナリンの分泌に関係していますので
やる気が出る効果もあるようです。
当院では、
原始反射、発達障害、精神疾患、脳との関係を意識して
セットで症状を解放しています。
当然の様に
複数の原始反射の残存を抱えられている方や
全9種の原始反射の残存を抱えられている方も
いらっしゃいます。
でも、施術の方法は同じで、抱えられているすべての
原始反射とその他の症状を意識して
解放するだけです。
当院の具体的な施術方法は、以下をご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
もう少し当院を詳しく知りたいと思われた方は
下記ホームページにアクセスしてみてください。
自宅で施術が受けられる遠隔整体
遠隔整体mindbody 心と体に効く整体院