吸啜/探索反射とトゥレット・人格障害の関係
こんにちは 男鹿鷹です。
いよいよGWの最終日ですね。
実は私、GW中一歩たりとも自宅の外に出ていません。
相変わらず、引きこもっています。
本シリーズのテーマは、
原始反射と発達障害、精神疾患、脳との関係です。
今日は、その3日目として、
吸啜(きゅうてつ)/探索反射を取り上げます。
吸啜/探索反射は、
発達障害のトゥレット症候群、
精神疾患の人格障害、
脳のウエルニッケ言語野と関連しています。
吸啜/探索反射は、赤ちゃんがおっぱいを吸う
原始反射です。
この反射がないと、赤ちゃんは生きていけません。
吸啜/探索反射が残存していると
トゥレット症候群も抱えられていて
脳のウエルニッケ言語野の機能が低下していると思いますので
コミュニケーションに影響がでると考えられます。
まず、原始反射とは
原始反射
- 胎児が生き残り、成長するために子宮内で現れる「反射的(自動的)な動き」です。
- 脳幹によってコントロールされています。
- 出生するプロセスに必要で赤ん坊の初期の発達に重要です。
- 一つの反射が出現→発達→統合(卒業)してまた次に必要な反射が出現する、といったようにドミノ倒しのように順番に、連続的に現れます。
- 臨界期の子どもが、生き残るために大切な役割を果たします。
※臨界期とは、生後初期のある期間で、神経が集中的に作られたり、回路の組み換えが盛んに行われたりする、特に感性豊かな時期です。- 反射を統合(卒業)して中枢神経系が発達すると、より高次の脳(大脳)によって、その働きは抑制されていきます。
- 反射を保持したままでいること自体は、病気でも症状でもありませんが、
それによって、本人が生きづらさやお困り感を持っている場合、その統合を扱うことは、全く新しい解決になります。
吸綴反射/探索反射とは
吸綴反射
Juvenile Suck Reflex唇の辺りを触れたり、刺激されると、舌を出しておっぱいを吸うような仕草をします。
吸綴反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。
- 言葉や発音の問題
- 飲み込んだり、噛んだりすることが困難
- 話しながら同時に手作業することが困難
- 書くときに頻繁に舌や口が動く
- 噛んだり、話したりするときに、特に手が不器用
- 不正咬合Class II (下顎が奥に入っている:受け口の反対)
探索反射
Rooting Reflex軽く頬に触ったり、唇の端が刺激されると、赤ちゃんは刺激された方に顔を向け、吸うための準備として舌を舐めずるように出します。この反射は、お母さんのおっぱいを吸うための助けになります。
探索反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。
- 口周りの感覚過敏
- 舌が前に突きだしている
- 口から食べ物をこぼす、たらす
- 話すことの問題
- 噛んだり、話したりするときに、特に手が不器用
- ホルモンバランスが悪い
以上の様に、
吸啜/探索反射の特徴が様々あります。
当院では、
原始反射、発達障害、精神疾患、脳との関係を意識して
セットで症状を解放しています。
当然の様に
複数の原始反射の残存を抱えられている方や
全9種の原始反射の残存を抱えられている方も
いらっしゃいます。
でも、施術の方法は同じで、抱えられているすべての
原始反射とその他の症状を意識して
解放するだけです。
当院の具体的な施術方法は、以下をご覧ください。
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もう少し当院を詳しく知りたいと思われた方は
下記ホームページにアクセスしてみてください。
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