パーソナリティ障害(人格障害)とは

大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんでいたり周りが困っているケースに診断される精神疾患のことです。

認知(ものの捉え方や考え方)や感情、衝動コントロール、対人関係といった広い範囲のパーソナルティ機能のへだたりから障害(問題)が生じます。

気を付けたいのは、「性格が悪いこと」を意味するものではないということです。
そして、パーソナリティ障害には、他の精神疾患を引き起こす性質がある様です。

パーソナリティ障害と合併したほかの精神疾患が前面に出ることが多くパーソナリティ障害は背後から悪影響を及ぼす黒幕のような病気だということが言えます。

この件に関しては、私も臨床上で納得することがありました。
私は、「心の病気(精神疾患)のラスボス」だと思っています。

また、パーソナリティ障害は特定の原因がなく、思春期から青年期にかけての若い時期に起こりやすいという特徴がある様で年齢の成熟とともに収まっていくこともある様です。

パーソナリティ障害の症状パーソナリティ障害は一般的に本人には自覚がなく、自分は悩まずに周囲の人を悩ませる様です。

そのため実際の生活の中において次第に追い詰められて初めて問題に気づく様です。

また、その他の精神疾患と比べて慢性的であり、症状は長期に渡って変化しない特徴があることから基本的には病気ではなく障害であると捉えられているとのことです。

○○病とか、△△症、等と名前がついている症状に対し、障害という病名を付けることで差別化されているということのようです。

発達障害にも、「障害」という名称が付けられているのは、病気と捉えていない、すなわち改善しにくいと思われているのでしょうか。

でも安心下さい。
パーソナルティ障害でも、発達障害でも、不安障害でも驚く程に短期間で改善されます。

パーソナリティ障害のグループ化パーソナルティ障害は症状によりいくつもの種類があり、何種類かのグループに分けることができ一般的には10種類のパーソナリティ障害を3つのカテゴリに分けて規定している様です。

A群:風変わりな考え方や行動が特徴 

妄想性パーソナリティ障害:極度の不信感や猜疑心が特徴で 他人のことばすべて自分の批判へと捉えて解釈する

統合失調質パーソナリティ障害:非社交的で他者への関心が乏しいことが特徴で 喜怒哀楽を表さない

統合失調型パーソナリティ障害:会話が風変わりで感情の幅が狭く、しばしば適切さを欠くことが特徴 「魔術的思考」といわれる奇妙な発想や空想、独特の信念を持つ

 

B群:感情が激しく不安定なタイプ 

反社会性パーソナリティ障害:反社会的で衝動的、向こうみずの行動が特徴 刑罰を受けても違法行為を繰り返す 良心の責呵(厳しくとがめる)が欠如

境界性パーソナリティ障害:感情や対人関係の不安定さ、衝動行為が特徴 他人から見捨てられまいと過剰な努力をする

演技性パーソナリティ障害:他者の注目を集める派手な外見や演技的行動が特徴 過度な情緒性を持つ 常に注目の的になっていようとする

自己愛性パーソナリティ障害:傲慢・尊大な態度を見せ自己評価に強くこだわるのが特徴 自分の能力を過大評価 他人に嫉妬し、尊大で傲慢な態度をとる

C群:不安感や恐怖心が強いタイプ

回避性パーソナリティ障害:自己にまつわる不安や緊張が生じやすいことが特徴 失敗や傷つく事を恐れるあまり行動や決断を避ける

依存性パーソナリティ障害:他者への過度の依存、孤独に耐えられないことが特徴 全般的に依存的で服従的な行動

強迫性パーソナルティ障害:融通性がなく、一定の秩序を保つことへの固執(こだわり)が特徴 完全主義にとらわれ効率を犠牲にする

特に、私が気にしているのは「不安感」、「恐怖心」という言葉があるC群です。

他の精神疾患の「不安障害」や「対人恐怖症」などの症状も気にしています。
不安、恐怖は命に係ることですからネガティブなエネルギーが他の怒りや妬みなどの感情に比べ相当高いからです。

 

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